私はこれまで夢について説明しました。あなたが夢に見るのは未来の世界です。夢の世界の自己は自分か他人です。過去の自己か他人が今のあなたを夢に見ます。夢の世界にゆくのは、自分から分かれたなんらかの肉体である。
 
夢の世界であなたは、夢の自己の何を感じるでしょうか?
あなたは夢の世界で、他人を体験します。夢の世界はみえ、暑さもわかります。他人の声も聞き取れます。味も臭いもわかります。あなたは夢の世界で、他人の五感を感じます。あなたは夢の中の人物と感覚神経がつながります。
 
夢の世界の人物とあなたは考えが異なります。
が、あなたは夢の世界の人物が何を考えているかはわかりません。あなたは夢の中で自分の考えをもちます。あなたは学生の夢を時折見ます。が、あなたはもう大人で、生徒の考えがわかりません。あなたは大人らしい見方で、夢を見ます。それは夢の学生の考えと全く異なるでしょう。あなたは夢の中の人物とは別のことを考えます。
 
では、夢の世界であなたは自由に動けるでしょうか?
あなたは夢の中で自由に体を動かせません。あなたが子供の頃、あなたは車を運転する夢を見ました。運転のやり方を知らない子供のあなたは自分の意思で車を動かせません。ハンドルを回すのはあなたではありません。
 
あなたは他人に体を乗っ取られたことはありません。夢で未来の人物の体に入ります。あなたの体の中に、何年か前の夢を見る人物がいます。彼が、あなたを動かすわけではありません。夢の人物の体を動かすのはあなたではありません。あなたは夢の中で人物を自由に動かせません。
 
あなたは夢の世界の人物を自由に動かせません。あなたは夢の人物と運動神経がつながりません。
 
まとめ
あなたは夢の人物と感覚神経がつながります。が、あなたは彼と運動神経がつながりません。あなたは夢の中の人物とは別のことを考えます。
 
夢で悪いことをしても、罪悪感をもつことはありません。なぜなら、夢の人物の意思でそれが行われるからです。あなたはそれを夢で他人の体の中から見るだけです。が、もし夢の人物が自分である時、それはあなた自身の未来の悪事です。その未来が変わることを願いましょう。
 
以上