前回、霊が肉体から一度しか離れないことを説明しました。人格が同じなので、肉体と霊体は完全に同一サイズです。が、両者が離れると、各々の大きさが少し変わります。同一サイズでないため、霊と肉体は結合できません。臨死体験を何度もする人がいます。臨死体験で霊は肉体から分離しません。
 
 今回、霊が生きる謎を考えます。霊の体は、死んだ時の肉体と同じ状態です。なぜなら、霊は肉体が死んだ状態から分離するため、その時の肉体の状態そのものです。地上の霊は、人なら生きていけない壊れた体です。が、生きています。なぜか?

霊は心臓が止まっても、死なない。蘇る。
 人は心停止して、脳死になり死にます。そして、霊はその肉体から分離します。霊は心停止かつ脳死の状態から、生き返ります。霊の細胞は血流が止まってもなかなか死なないので、動くのでしょう。

霊は酸素がなくても活動できる
 心臓が止まると人は死にます。酸欠が原因です。その状態で霊は目を覚まします。霊は酸欠でも活動できると推測します。これは霊だけの特徴です。酸素を使わない細胞のエネルギーは、解糖系かクエン酸回路系です。霊はどちらかで十分なエネルギーを得られるのでしょう。人は酸素を使う電子伝達系のエネルギーがないと生きていけません。

 まとめ
 霊は、人間なら死ぬような肉体で、生きていられます。霊の細胞は、酸素を使わない方法(解凍系かクエン酸回路系)で大きなエネルギーを生み出せるからでしょう。これが人間と霊の最大の違いです。

人は水中で呼吸が苦しくなります。が、霊は、水中で息をしなくても、苦しくないはずです。霊は長く潜水できるでしょう。牛や魚の霊の切り身は新鮮で長く生きているでしょう。霊は細胞がなかなか死にません。

以上

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