霊は科学時代にまだ見つかってません。なぜなら、霊は見えないからです。なぜ霊は見えないのでしょう。ここでは見えないという事実から、何がいえるかを考察します。

 見えないということは光が霊を通り抜けます。霊は光を反射しません。光は光子で、電磁波です。それが霊の物質を通り抜けます。

 なぜか? 霊は空気を通り抜けます。それと同じでしょう。霊が我々の世界の物質とは違う原子・素粒子などでできているとわかります。

 さて、問題です。霊は我々が見えるでしょうか? 

 まずは見えないという考え方を説明します。我々の世界の光が霊にまったくぶつかりません。それは霊の目の網膜にも当たりません。よって、霊は我々の世界がまったく見えません。

 簡単そうにみえても、たやすく反論できないですよ。自力でできたら、褒美をあげたいくらいです。私は反論を思いつくのに、数日かかりました。

 実は、完璧そうなこの論理は誤りです。証明できます。

 ずっとここを読んできた人には簡単ですね。生きた人の中に霊が入っています。霊の光はそれに反射します。それを霊の目は感じます。霊は我々が見えます。霊が見えるのは、正確には肉体の中に入る霊です。それは人体とほぼ同一です。このような仕組みで、霊は我々を見ています。

 霊の世界の光はどこから届くか?
 これも難問ですよ。人の中に人体とほぼ同一の霊が入っています。つまり、人体を構成する原子、分子は何種類かありかは大事ではないですが、それに対応する霊の原子・分子があります。ここからいえることは、あらゆる原子の中に、霊の原子があるだろう、ということです。化学反応も同じでしょう。人が生きて、霊が生きているなら。

 当然、服、石、岩の中にも、霊の服、石、岩があります。見えてきましたね。地球の中には、霊の地球があります。これは地球とうり2つです。視野を宇宙に広げましょう。太陽、月、土星。それらの中に霊の太陽、月、土星があります。

 霊界の太陽がみつかりました。そこから霊の光が放たれまして、地球に届きます。霊の世界の光は、人間世界の太陽のある場所から届きます。これで、霊は、日中は光を感じることができます。

太陽とは別のわけのわからない太陽があるというのは、物理的にはおかしいです。我々の太陽より遠いところにそれがあるならば、地球は極寒になります。太陽光も非常に弱くなります。霊界は氷の世界です。霊たちは氷点下の地球上で、すぐに氷つくでしょう。これは蛇足でしたが。

 霊がない人は霊に見える?
 では、霊が消滅した人は、肉体しかないので、霊に見えるでしょうか? 霊能者によって魂を抜かれた人は、霊に見えるでしょうか?
 もし魂のない人がいても、霊は見えます。理由は簡単です。あらゆる物に霊が入っています。人は新陳代謝しています。細胞の成分は、時間をかけて入れ替わります。皮膚の細胞はどんどん新しく形成されます。魂が抜けた直後は見えないでしょう。が、数時間、数週間もするとしだいに新しい材質で、体内に霊が作られてゆきます。霊はそれで、人間の形は見えるはずです。しかし、この新しい霊は完全体になっても、記憶がないので、本人とはいえません。これは魂が抜けた土左衛門(抜け殻の肉体)を霊は見えるかという議論でもあります。

 霊が見えないということから、ここまでわかりました。いろいろと面白いですね。

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